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09月21日-06号

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  1. 新富町議会 2012-09-21
    09月21日-06号


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    平成 24年 第06回定例会(09月)──────────────────────────────────────平成24年 第6回(定例)新 富 町 議 会 会 議 録(第6日)                           平成24年9月21日(金曜日)──────────────────────────────────────議事日程(第6号)                       平成24年9月21日 午後2時00分開議    日程第1 会期延長について    日程第2 議案第36号 平成24年度新富町一般会計補正予算について    日程第3 議案第40号 新富町税条例の一部改正について    日程第4 認定第1号 平成23年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について    日程第5 議案第37号 平成24年度新富町後期高齢者医療特別会計補正予算について    日程第6 議案第38号 平成24年度新富町介護保険特別会計補正予算について    日程第7 議案第41号 宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について    日程第8 認定第2号 平成23年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第9 認定第3号 平成23年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第10 認定第4号 平成23年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第11 議案第39号 平成23年度新富町水道事業会計剰余金の処分について    日程第12 議案第42号 公の施設の指定管理者の指定について(富田浜入江遊漁船係留場)    日程第13 認定第5号 平成23年度新富町水道事業会計決算の認定について    日程第14 発議第5号 二次医療圏設定変更に関する意見書の提出について    日程第15 基地対策特別委員会行政調査報告──────────────────────────────本日の会議に付した事件    日程第1 会期延長について    日程第2 議案第36号 平成24年度新富町一般会計補正予算について    日程第3 議案第40号 新富町税条例の一部改正について    日程第4 認定第1号 平成23年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について    日程第5 議案第37号 平成24年度新富町後期高齢者医療特別会計補正予算について    日程第6 議案第38号 平成24年度新富町介護保険特別会計補正予算について    日程第7 議案第41号 宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について    日程第8 認定第2号 平成23年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第9 認定第3号 平成23年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第10 認定第4号 平成23年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    日程第11 議案第39号 平成23年度新富町水道事業会計剰余金の処分について    日程第12 議案第42号 公の施設の指定管理者の指定について(富田浜入江遊漁船係留場)    日程第13 認定第5号 平成23年度新富町水道事業会計決算の認定について    日程第14 発議第5号 二次医療圏設定変更に関する意見書の提出について    日程第15 基地対策特別委員会行政調査報告──────────────────────────────出席議員(13名)1番 長濵  博君       2番 阿萬 誠郎君3番 増永 逸雄君       5番 髙野 賢治君6番 倉永 豪修君       7番 丹  邦敏君8番 下村  豊君       10番 圖師 孝一君11番 小嶋 崇嗣君       12番 永友 繁喜君13番 比江島義秋君       14番 三浦 千尋君16番 櫻井 盛生君       ──────────────────────────────欠席議員(1名)15番 城  吉信君                ──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 井上  透君       書記 壱岐  進君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 土屋 良文君  副町長 ………………… 壱岐 健一君まちおこし政策課長 … 後藤 博己君  総務財政課長 ………… 三本 英弘君行政対策監 …………… 太田  功君  防災基地対策課長 …… 河野  裕君税務課長 ……………… 西岡 博幸君  町民こども課長 ……… 小野 博明君いきいき健康課長 …… 若木家浩順君  福祉課長 ……………… 壱岐 利美君農業振興課長 ………… 石谷 秀三君  都市建設課長 ………… 川口 弘克君環境水道課長 ………… 山内 清三君  会計管理者会計課長 … 中山 房雄君教育長 ………………… 米良 郁子さん 教育総務課長 ………… 平塚 貢一君生涯学習課長 ………… 河野 博敏君  農業委員会事務局長 … 内田 実利君町代表監査委員 ……… 三宅 照美君                    ──────────────────────────────午後2時00分開議 ◎事務局長(井上透君) 起立、礼、着席。 ○議長(長濵博君) 城吉信議員から、本定例会の本日の会議に欠席する旨の届け出がありましたので、御報告をしておきます。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付いたしておりますとおり、会期延長、付託案件に対する委員長報告、質疑、討論、採決となっております。────────────・────・──────────── △日程第1.会期延長について ○議長(長濵博君) 日程第1、会期の延長についてを議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は本日までと議決されておりますが、議事の都合によって、9月28日までの7日間延長したいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。よって会期は7日間延長することに決定いたしました。 ここで、まちおこし政策課長から、9月11日の一般質問における発言について誤解を与えたので、訂正したいとの申し出がありましたのでこれを許可いたします。まちおこし政策課長。 ◎まちおこし政策課長(後藤博己君) 9月11日の小嶋議員の一般質問において、民間業者が倒産する可能性はないかの質問に対し、可能性はあるということで答弁いたしましたが、言葉足らずの点がありましたので、「可能性はあるがそうならないように努力いたします」と訂正させていただきます。 ○議長(長濵博君) この件は以上で終わります。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第36号 △日程第3.議案第40号 △日程第4.認定第1号 ○議長(長濵博君) 日程第2、議案第36号平成24年度新富町一般会計補正予算について、日程第3、議案第40号新富町税条例の一部改正について、日程第4、認定第1号平成23年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について、以上3議案を一括議案といたします。 総務常任委員会委員長に、委員会における審査の経過及び結果の報告を求めます。総務常任委員会委員長、櫻井盛生議員。 ◎総務常任委員会委員長(櫻井盛生君) それでは早速でございますが、総務常任委員会に付託されました3議案について、審査の経過並びに結果について報告をいたします。 まず最初に、議案第36号新富町一般会計補正予算から申し上げます。 今回の補正は第2回で、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ5,623万円を追加し、79億2,524万9,000円にしようとするものであります。 歳出の概要から申し上げます。 第1款議会費に、議会改革講師謝金など17万4,000円を計上。 第2款総務費では、男女共同参画推進懇話会委員報酬コミュニティバスの実証実験を年度末まで延長させる予算、町税滞納者の町外転出者実態調査の経費など579万7,000円を計上。 第3款民生費では、介護保険特別会計繰出金、乳幼児の医療費助成システム改修委託費など383万円を計上。 第4款衛生費では、各種がん検診委託費太陽光発電設備設置追加補助金など487万2,000円を計上。 第5款農林水産業費では、青年就農交付金農地利用集積加速化事業農地集積協力金園芸産地拡大事業補助金、新富町茶園害虫防除補助金、がんばる農家収益向上整備事業補助金など3,126万3,000円を計上。 第6款商工費では、地域商工業等経済復興支援事業補助金等計上されるも、誘致企業工場等用地取得補助金の減額や地域観光事業補助金が町を経由せず、直接補助に伴う減額等から68万円を減額計上。 第7款土木費では、道路維持費、町内4道路の改修改良の工事請負費など390万7,000円を計上。 第8款消防費では、防火水槽撤去工事及び消火栓設置工事負担金など337万2,000円を計上。 第9款教育費では、富田小への自立支援指導員配置中央公民館側溝ふた安全対策工事費新田原古墳群公園用地災害復旧工事費など335万9,000円を計上。 第10款災害復旧費では、土砂撤去、立木伐採費など36万6,000円を計上となっております。 次に、歳入の概要について申し上げます。 第1款町税では、農業や給与所得等が当初見込み額に達しないことから、6,430万円を減額計上。 第9款地方特例交付金では2万1,000円を計上。 第12款地方交付税では、普通交付税4,902万円を計上。 第15款使用料及び手数料では、新富東霊園使用料40万4,000円を計上。 第16款国庫支出金では、子ども手当等の制度変更に伴う負担金、がん検診推進事業補助金などを調整し1,327万3,000円を減額計上。 第17款県支出金では、農業振興補助金など3,999万円を計上。 第19款寄附金では、18万円を計上。 第20款繰入金では、介護保険事業前年度精算金、農業振興基金からの繰入金、家畜伝染病に立ち向かうしんとみ元気基金からの繰入金1,837万4,000円を計上。 第21款繰越金では、前年度繰越金3,576万7,000円を計上。 第22款諸収入では110万円を減額計上。 第23款町債では、臨時財政対策債の額の確定により885万3,000円を減額計上となっております。 第2表債務負担行為については、平成27年度土地の評価替え固定資産評価総合調査を平成25年度から平成26年度まで委託するための負担限度額を定めようとするものであります。 第3表地方債補正については、臨時財政対策債の額の確定に伴い、限度額を減額補正しようとするものであります。 以上について審議したところですが、提言として、1点は、太陽光の助成は大変好評であり、今後も継続した取り組みが必要と思われる。2点は、年末大売り出し事業については、効果についてやや不安があるが、町としても効果が出るよう事業内容についても助言する等、十分かかわりを持ってほしい。3点は、コミュニティバスの実証実験は一般質問にもありましたが、委託のあり方や運行方法など町民の利便性をさらに追求され、よりよいものとなるよう努力されたい等でありますが、検討していただきたいと思います。 以上、委員会は、本案を全会一致、可決することに決しました。 失礼いたしました、訂正いたします。第2款総務費の金額計上のところでございますが、576万7,000円と言ったところを579万7,000円でございます。おわびして訂正いたします。済みません、メモ上は間違いなかったそうですが、私が言うのが間違っておったということで、576万7,000円ということでありますので、おわびして訂正したいと思います。 次に、議案40号を最初にということでありますので、議案40号の説明をただいまから申し上げます。 今回の改正は、新富町税条例の一部改正であります。地方税法の一部が改正され、条例で指定した公益法人等に行う寄附金及びNPO法人に対する寄附金について、住民税の税額控除が可能となったことから、今年2月、宮崎県税条例が改正されたことに伴い、町県民税として同様な事務を行っている県内市町村において、同様な改正をする必要が生じるため、改正しようとするものであります。 改正点は、個人町民税の寄附金税額対象を宮崎県と同様とするため、県内に主たる事務所を置く公益法人及びNPO法人を指定するものであります。ただし、NPO法人は、認定NPO法人のみの指定となります。 なお、平成24年1月1日から支出した寄附金及び金銭からの適用となります。 本委員会は、全会一致、可決することに決しました。 次に、認定第1号平成23年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について申し上げます。 平成23年度新富町の一般会計歳入総額は82億3,725万2,000円、歳出総額は78億9,880万6,000円となっており、形式収支は3億3,844万6,000円の黒字決算でありますが、翌年度繰り越し財源5,592万4,000円を差し引きした実質収支は2億8,252万2,000円の黒字決算となっております。 23年度の主な事業としては、東日本大震災復興支援、公共施設等の海抜表示、無線放送瞬時警報システム設置子ども手当支給、ヒブワクチン、子宮頸がん等各種ワクチン接種、新田中学校の建設、町内図書施設ネットワーク構築座論梅周辺整備、地区集会所大規模改修、町道・排水路・外灯整備、介護タクシー導入プレミアム商品券財政支援プレミアム商品券財政支援、公共施設の太陽光発電設置など多岐にわたる事業の推進は、今後の町民生活へ好影響になるものと判断するところであり、しかも黒字決算となっており、健全な政策と財政運営がうかがえるところであります。 しかしながら、問題点も見受けられるところであります。 1点目は、財政力指数0.41、経常収支比率82.8、公債比率10.7は、健全化の目安となる数値をやや上回っている状況であり、さらなる行財政の健全化に努める必要があること。 2点目は、町税の徴収状況であります。23年度は未済額が1億7,303万5,000円、徴収率88.9%となっています。ただし、町民税、固定資産税の現年度徴収率は96.7%と高く、担当課の努力は高く評価されるところでありますが、税の公平性から見ると不公平感があることから、さらなる改善努力が求められるところであります。 3点目は、町債残高であります。23年度は61億4,915万1,000円であります。うち、臨時財政対策債約26億2,200万円を差し引くと、実質約35億円の負債残高となり、年々負債額は減少傾向となっている状況とはいえ、返済額は5億8,000万円となっており、負担の重さを感じるところであります。借金は事業推進のあかしでもありますが、負の負担がより軽減されることが望まれます。今後も負債の軽減に努力すべきと思うところであります。 4点目は、商品券発行事業についてであります。23年度3,793万5,000円の経費を投入、新富町の事業者への収益性や町民の有益性に大きな効果があったと思われるが、十分な検証をし、継続した地域振興を考える必要があると感じるところです。 5点目は、温泉化粧水販売事業についてであります。貸借予算はありますが、新たな投資は全くなく、逆に一般財源に益金の提供を得るなど、現在、健全な運営状況にあることは認められますが、この事業が町民に必要な事業なのか、町内の活性化に寄与しているのか、職員への負担は大きくないのかなど、民間への移譲を含め検討すべきと思うところであります。 6点目は、基金についてであります。町に18種類の基金を設定し、合計31億964万1,824円を積み立てていますが、基金は多ければ多いほど柔軟性があり財政運営には安心感がありますが、反面、必要な事業は推進することも大切と思われます。基金に対する考え方は、将来の大型事業の取り組みでも異なると思われますが、基本は、町民が苦しいときは手助けし、税収が上れば蓄えることだと思います。今の金額が適当かの判断は控えたいと思いますが、備えあれば全てよしともならないのは明らかでありますので、適正な運用が望まれます。 以上、要検討事項として提言しますが、前向きに取り組まれるよう期待するところです。 本委員会は、23年度歳入歳出決算について、全会一致、認定することに決しました。 以上、報告といたします。 ○議長(長濵博君) これより委員長に対し質疑を許します。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 質疑を終結いたします。 これより討論を許します。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。議案第36号平成24年度新富町一般会計補正予算について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第36号平成24年度新富町一般会計補正予算については原案のとおり可決されました。 議案第40号新富町税条例の一部改正について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第40号新富町税条例の一部改正については原案のとおり可決されました。 認定第1号平成23年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定について、本案に対する委員長報告は原案のとおり認定であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、認定第1号平成23年度新富町一般会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第5.議案第37号
    △日程第6.議案第38号 △日程第7.議案第41号 △日程第8.認定第2号 △日程第9.認定第3号 △日程第10.認定第4号 ○議長(長濵博君) 日程第5、議案第37号平成24年度新富町後期高齢者医療特別会計補正予算について、日程第6、議案第38号平成24年度新富町介護保険特別会計補正予算について、日程第7、議案第41号宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、日程第8、認定第2号平成23年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第9、認定第3号平成23年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第10、認定第4号平成23年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、以上6議案を一括議題といたします。 文教厚生常任委員会委員長に、委員会における審査の経過及び結果の報告を求めます。文教厚生常任委員会委員長、下村豊議員。 ◎文教厚生常任委員会委員長(下村豊君) それでは、文教厚生常任員会に付託となりました6議案につきまして、委員会における審査の経過及び結果について報告をいたします。 まず、議案第37号平成24年度新富町後期高齢者医療特別会計補正予算について。 今回の補正は1回目で、歳出予算の組み替えであり、予算の増減はありません。 平成23年度の決算審査において、第1款総務費で計上しておりました後期高齢者医療広域連合負担金に含まれる医療給付にかかわる療養給付費負担金1億5,197万3,000円は、その性質上、第2款後期高齢者医療広域連合納付金負担金補助金及び交付金に計上するのが適正であるとの指摘により、組み替えを行うものであります。 委員会は、全員一致、可決すべきものと決しました。 次に、議案第38号平成24年度新富町介護保険特別会計補正予算について。 今回の補正は2回目で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,132万円を追加し、歳入歳出予算の総額を12億7,098万5,000円にするものであります。 歳出は、介護認定調査等にかかわる職員の時間外手当及び臨時賃金、それから国県支出金、支払、基金交付金及び一般会計繰入金の平成23年度の精算に伴う返還金であります。 歳入は、国庫支出金、支払い基金交付金の追加交付金、一般会計繰入金及び繰越金であります。 委員会は、全員一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第41号宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について。 住民基本台帳法の一部が改正されたことに伴い、外国人登録制度が廃止されましたので、宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更を行うものであります。 変更内容は、規約の別表第2中の「外国人登録原票」の字句を削除するものであります。 委員会は、全員一致、原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、認定第2号平成23年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 平成23年度の決算額は、歳入が26億6,978万6,000円、歳出が24億8,767万8,000円で、実質収支は1億8,210万8,000円であります。対前年度比では、歳入が2.8%、歳出が4.2%とそれぞれふえております。被保険者数は6,078名で、前年度比172名の減となっております。 歳入につきましては、税収の現年度の収入済み額が6億1,654万5,000円、収入未済額は4,308万4,000円、収納率は93.5%で、前年度より0.4%の増であります。税収の滞納繰り越しは、調定額1億7,657万8,000円に対し、収入済み額3,140万2,000円、収入未済額1億3,868万2,000円であります。税収の現年度及び滞納繰り越しを合わせますと、収入未済額は1億8,176万6,000円で、収納率は77.5%で、収納率の向上に努める必要があります。 歳出につきましては、保険給付費が68%を占め、前年度より5.8%の増であり、医療費の抑制に努力が必要であります。 委員会における論点は、保険税収の向上と医療費の抑制でありました。 保険税収につきましては、県下では収納率が低いほうであり、徴収に先進的に取り組んでいる自治体の取り組み等を参考に、徴収施策の強化や納税相談等について創意工夫が必要であることを議論し、税収の向上に鋭意努力することを担当課に要望いたしました。 医療費の抑制については、早急な効果を求めることは無理でありますが、ジェネリック医薬品の活用、特定健康診査、がん検診等の受診率の向上に努め、病気の早期発見が重要であることと、被保険者の健康に関する意識の高揚を図るための取り組みを担当課に要望いたしました。 委員会は、賛成多数で認定すべきものと決しました。 次に、認定第3号平成23年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。 平成23年度の決算額は、歳入が2億8,031万8,000円、歳出が2億7,901万5,000円で、実質収支額は130万3,000円であります。 後期高齢者医療対象者数は、前年度から68名ふえて2,234名となっております。保険料の収納額は7,844万9,000円で、収納率は99.9%であります。 委員会は、全員一致、認定すべきものと決しました。 次に、認定第4号平成23年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 平成23年度の決算額は、歳入が13億520万1,000円、歳出が12億4,299万円で、実質収支は6,221万1,000円であります。前年度比では、歳入が3.1%、歳出が4.3%、それぞれふえております。 要介護認定者数は、平成22年度から31名増加しており、毎年増加傾向であります。 歳出は、保険給付費が90.8%を占め、前年度より3%ふえております。保険給付費の内訳では、介護サービス等諸費が前年度比3%ふえ、その中で居宅介護サービス給付費が前年度比で11.6%ふえております。また、介護予防サービス等諸費は前年度比で7.6%ふえ、その中で介護予防サービス給付費が前年度比で15.8%ふえております。 委員会におきましては、保険給付費の増加を抑え、要介護にならないためにはどうしたらいいかということが議論になりました。このためには行政主導のもと、介護予防のための高齢者の組織を立ち上げて、町を挙げて介護予防事業を充実推進することが究極の手段ではないかなど議論したところであります。介護予防事業への本腰を入れた取り組みは、待ったなしの状況であり、委員会としましては町の重点施策としての取り組みを御提言申し上げるところであります。 委員会は、全員一致、認定すべきものと決しました。 以上でありますが、この報告が以降の予算編成に活用され、町民の福祉の向上につながることを切望し、委員長報告といたします。 ○議長(長濵博君) これより委員長に対し質疑を許します。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 質疑を終結いたします。 これより討論を許します。11番、小嶋崇嗣議員。 ◎議員(小嶋崇嗣君) それでは、認定第2号平成23年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、当初の予算編成において、口蹄疫補償に対しての減免措置を求めた立場において、減免がなされなかった決算を認めるわけにはいきません。よって、認定第2号に反対するものであります。 以上です。 ○議長(長濵博君) 賛成討論はありませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第37号平成24年度新富町後期高齢者医療特別会計補正予算について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第37号平成24年度新富町後期高齢者医療特別会計補正予算については原案のとおり可決されました。 議案第38号平成24年度新富町介護保険特別会計補正予算について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第38号平成24年度新富町介護保険特別会計補正予算については原案のとおり可決されました。 議案第41号宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第41号宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更については原案のとおり可決されました。 認定第2号平成23年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本案に対する委員長報告は原案のとおり認定であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立多数。よって、認定第2号平成23年度新富町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり可決されました。 認定第3号平成23年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本案に対する委員長報告は原案のとおり認定であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、認定第3号平成23年度新富町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり可決されました。 認定第4号平成23年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本案に対する委員長報告は原案のとおり認定であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、認定第4号平成23年度新富町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定については原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第11.議案第39号 △日程第12.議案第42号 △日程第13.認定第5号 ○議長(長濵博君) 日程第11、議案第39号平成23年度新富町水道事業会計剰余金の処分について、日程第12、議案第42号公の施設の指定管理者の指定について(富田浜入江遊漁船係留場)、日程第13、認定第5号平成23年度新富町水道事業会計決算の認定について、以上3議案を一括議題といたします。 産業建設常任委員会委員長に、委員会における審査の経過及び結果の報告を求めます。産業建設常任委員会委員長、永友繁喜議員。 ◎産業建設常任委員会委員長(永友繁喜君) 産業建設常任委員会に付託されました3議案について、審査の経過及び審査の結果について報告をいたします。 まず、議案第39号平成23年度新富町水道事業会計剰余金の処分について報告をいたします。 本案は、平成23年度新富町水道事業決算において剰余金が生じたので、その処分をしようとするものです。当年度未処分利益金5,159万2,935円は減債積立金に300万円、建設改良積立金に4,000万円をそれぞれ積み立てを行い、残り859万2,935円を翌年度繰越利益剰余金として繰り越しをしようとするものです。 本委員会は、全会一致、可決するものと決しました。 次に、議案第42号公の施設の指定管理者の指定について(富田浜入江遊漁船係留場)について報告をいたします。 この施設は、平成22年4月から新富町係船組合を指定管理者として指定してきました。この施設は、施設の性格や規模、機能等から公募に適さず、またこれまでに適正に管理運営がなされていることから、新富町係船組合を平成25年4月から3年間、指定管理者として指定をしようとするものです。 本委員会は、全会一致、可決するものと決しました。 次に、平成23年度新富町水道事業会計決算の認定について報告をいたします。 水道事業を取り巻く環境も年々厳しさを増しております。23年度は、総配水量171万9,000立方メートル、有収水量162万4,000立方メートルで、有収水量は前年対比3,000立方メートルの増となりました。給水戸数につきましても33戸増の5,541戸となりました。 収益的支出は、税抜きで総収益2億4,996万6,000円、総費用2億739万5,000円となり、経常収支4,257万1,000円の当期純利益となりました。 資本的収入は、企業債、工事負担金で総額2,542万5,000円です。 資本的支出は総額6,690万3,000円で、支出の内容は企業債の償還、配水管布設がえ等です。 本年度は増収増益の決算でありますが、昨年度から高金利などの繰り上げ償還を行ったりして、これまでの経営努力の積み重ねが財務内容の健全化を維持していると思います。 本委員会は、全会一致、認定するものと決しました。 以上、報告を終わります。 ○議長(長濵博君) これより委員長に対し質疑を許します。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 質疑を終結いたします。 これより討論を許します。11番、小嶋崇嗣議員。 ◎議員(小嶋崇嗣君) それでは、議案第42号公の施設の指定管理者の指定について、反対討論をさせていただきます。 まず、係留場使用料について一般会計への歳入が計上がされないこと。次に、町の責任が明確でないこと。受益者、使用者、管理者の区分が不明確であり、行政の指導方針が曖昧であること。以上のことから、反対とさせていただきます。 ○議長(長濵博君) 賛成討論はございませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 議案第39号平成23年度新富町水道事業会計剰余金の処分について、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、議案第39号平成23年度新富町水道事業会計剰余金の処分については原案のとおり可決されました。 議案第42号公の施設の指定管理者の指定について(富田浜入江遊漁船係留場)、本案に対する委員長報告は原案のとおり可決であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立多数。よって、議案第42号公の施設の指定管理者の指定について(富田浜入江遊漁船係留場)は原案のとおり可決されました。 認定第5号平成23年度新富町水道事業会計決算の認定について、本案に対する委員長報告は原案のとおり認定であります。委員長報告のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、認定第5号平成23年度新富町水道事業会計決算の認定については原案のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第14.発議第5号 ○議長(長濵博君) 日程第14、発議第5号二次医療圏設定変更に関する意見書の提出についてを議題といたします。 議案の朗読につきましては、議案の内容を詳しく説明していただくことでこれを省略し、議案提出者に趣旨説明を求めます。8番、下村豊議員。 ◎議員(下村豊君) それでは、二次医療圏の設定変更に関する意見書の提出につきまして、趣旨の御説明を申し上げます。 厚生労働省は、平成24年3月30日、各都道府県に対し、新たな医療計画を策定するよう通知いたしました。それによりますと、人口規模が20万人未満、かつ一般病床の流出患者割合が20%以上となっている二次医療圏は、設定の見直しを検討することとなっております。西都児湯医療圏は人口が約10万5,000人、流出患者割合は40%を超えていることから検討の対象となっております。 現在、西都児湯地域では、5疾病や脳卒中及び糖尿病に対し、6事業は2次救急医療、災害医療及び僻地医療に対応しております。さらに、今後は急性心筋梗塞にも対応できるように、より一層の充実を図る計画をしております。 仮に、二次医療圏が隣接する医療圏に統合される場合には、病院施設は都市部に集中し、西都児湯地域の住民は病気に対する不安や経済的負担が増大することになりますので、西都児湯医療圏の設定変更を行わないことを求めるため、県へ意見書を提出するものであります。 何とぞ、議員各位の御賛同がいただけますようお願い申し上げ、趣旨説明といたします。 ○議長(長濵博君) これより質疑に入ります。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 質疑を終結いたします。 これより討論を許します。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 討論を終結いたします。 これより採決いたします。 発議第5号二次医療圏設定変更に関する意見書の提出について、本案を原案のとおり決するに賛成の皆さんの起立を求めます。〔賛成者起立〕 ○議長(長濵博君) 起立全員。よって、発議第5号二次医療圏設定変更に関する意見書の提出については原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。ただいま議決されました意見書の提出先につきましては、議長に一任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。よって、意見書の提出先については議長に一任することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第15.基地対策特別委員会行政調査報告 ○議長(長濵博君) 日程第15、基地対策特別委員会行政調査報告の件を議題といたします。 基地対策特別委員会委員長から行政調査について報告したいとの申し出があります。 お諮りいたします。本件は、申し出のとおり報告を受けることにしたいと思います。これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(長濵博君) 異議なしと認めます。よって、基地対策特別委員会委員長の報告を受けることに決定いたしました。基地対策特別委員会委員長、三浦千尋議員。 ◎基地対策特別委員会委員長(三浦千尋君) 基地対策特別委員会行政調査報告をさせていただきます。 平成24年度本特別委員会は、6月18日、新田原基地司令訪問の後、6月22日、熊本防衛支局、6月26日、九州防衛局、7月3日、渡辺防衛副大臣、藤田財務副大臣面談と民主党陳情要請対策本部、徳永副幹事長を表敬、要望書に沿って詳細説明し、空幕、森田総務部長、防衛省地方協力局、鈴木次長ほか担当官へ、日ごろの支援御礼にあわせ、細部にわたる本町議会としての要望を行い、回答を得ながら、委員一丸となって質疑を行いました。 翌7月4日は、内閣府総理補佐官、長島氏を総理官邸に表敬訪問し、民主党、広田氏、自民党、宇都氏の各防衛委員と意見交換を行うと同時に、新田原基地の重要性や、特に九州、沖縄周辺を取り巻くさまざまな事案及び今後のリスク状況について、現場担当者としての認識を伺うことができました。 最終日の7月5日は、過日、タイプⅡの米軍再編移転訓練を受け入れた百里基地の所在する小美玉市役所にて市議会基地対策特別委員会の全議員の方々と意見交換し、ともに抱える騒音対策の現状や防衛予算の使徒について情報収集を行いました。午後には百里基地に移動し、民間航空機総合乗り入れの実態についても視察を行うことができました。 今回の調査は騒音対策のおくれ、殊に告示後住宅の未整備や税配分の公正性を理由に一般競争入札の常態化による地元企業落札の激減を初め、いわゆる基地周辺環境改善のための所要額の確保やスピード感が感じられないことなど、騒音による不公平性の早期解決について眼目といたしました。 明快な要望解決の答弁はかないませんが、一つ、告示後住宅制度の見直しは、政治主導として党にて工夫する。一つ、入札の件は、地元考慮の事例として沖縄を参考に工夫の余地があることを、担当官に指示いただいたこと。一つ、さきのモニタリングとしての防音工事対象家屋への太陽光発電装置設置の件は、時代の要請でもあり、防衛省として積極推進の立場にあり、努力中にある。 以上、改善可能性に向けた糸口を見出せたことを委員全員で確認できました。 一方、多くの要望に対し、あるいは毎年同様の要望事項における前進が見られてないことも同時に認めなければなりません。 なお、要望事項に対する回答や各訪問場所での委員質疑内容については、過日配付した報告書のとおりであります。 引き続き、執行部、担当課と情報交換をさらに強化し、住民のために、そして何よりも人口減少の要因でもあり、町民の強い要望である騒音対策に対し、一件でも一日でも早い改善解決に向けて鋭意努力するとともに、実行行動こそ求められることとして、行政調査の報告といたします。 以上であります。 ○議長(長濵博君) この件は、以上で終わります。────────────・────・──────────── ○議長(長濵博君) 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。 ◎事務局長(井上透君) 起立、礼。午後2時58分散会──────────────────────────────...